Leica M3 高価買取

 ライカ(Leica)M3
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ライカカメラ・レンズ高価買取のまるかめら

ライカM3とは?


ライカM3(Leica M3)は、1954年にドイツのフォトキナ(Photokina/かつて世界最大級とされたカメラ見本市)で発表された、ライカM型カメラの最初のモデルです。それまでのバルナック型と呼ばれるL39スクリューマウント(ねじ込み式のレンズ交換方式)から、バヨネット式のMマウント(回転させて着脱するレンズ交換方式)へと切り替わった記念すべき一台であり、以後半世紀以上にわたって続くM型システムの原点となりました。距離計に連動するレンジファインダーや等倍に近いファインダーといったM3が築いた基本構造は、現行のM型に至るまで大きく変わっていません。

発表当時、M3はカメラ業界に大きなインパクトを与えました。カタログには「3つのM」、すなわちMore Rapid(より速く)・More Convenient(より便利に)・More Reliable(より確実に)という理念が掲げられ、その完成度の高さで世界のカメラメーカーを驚かせたと伝えられています。

生産は1954年から1966年までのおよそ13年間続き、総生産台数は約22万台に達したとされています。 発表から70年以上を経てなお、機械式レンジファインダー機の完成度と独特の存在感から、クラシックライカの代表格として世界中の愛好家に支持され続けているモデルです。まるかめらでは、M3の仕様差や状態を熟知した専門バイヤーが、市場相場と各個体のコンディションを踏まえた適正な高額査定・買取をいたします。

バルナックからの主な改良点


M3で採用されたバルナック型ライカからの主な改良点を紹介します。

・バヨネット式Mマウント
マウントがスクリュー式からワンタッチで装填可能なバヨネット式に変更されました。

・フィルム巻き上げ式レバー
フィルムの巻き上げ方式がノブを回転させる方式からレバー式に変更されました。

・ブライトフレーム採用の一眼式ファインダー
外付けファインダーからブライトフレーム内蔵の一眼式フィンダーに変更されました。

・フィルム装填方式
フィルムの装填方式に裏蓋が追加されました。

・自動復元式フィルムカウンター
フィルムカウンターが手動式から自動でリセットされる方式に変更されました。

・シャッターダイヤル
低速と高速で2箇所に分かれていたシャッターダイヤルが1軸にまとめられました。

ライカM3の特徴


ライカM3の基本的なスペックや構造上の特徴を紹介します。

M3の基本スペック

M3最大の特徴は、二重像合致式レンジファインダーです。ファインダー内に見える二つの像を、レンズのピントリングを回して重ね合わせることで距離を合わせる方式で、M3ではファインダー倍率は約0.91倍と、歴代M型のなかで最も高い倍率となっており等倍に近い見え方を実現しています。

ブライトフレームは50mm・90mm・135mmの3種を表示する一方、35mm用のフレームは搭載していないという、M3ならではの割り切った設計になっています。広角に対応するために眼鏡付きの広角レンズも提供されました。 測距の基準となる距離計基線長は68.5mm、これにファインダー倍率を掛けた有効基線長は62.3mmで、これは歴代ライカのなかでも最長です。

シャッターは機械式の横走り布幕(布製の幕が横方向に走ってシャッターを切る方式)で、シャッタースピードは初期型と後期型で系列が異なります。レンズマウントはM3から採用されたMバヨネットで、4本の爪を持つ構造が特徴です。この基本形式は最新のM型にまで継承されています。ボディは幅138mm・高さ77mm・奥行き33.5mm、重量は約595gです。

M3のメカニズム

M3の心臓部といえるのが、精緻に作り込まれたファインダーブロックです。ファインダーを通過する光の軸がすべて直角に交わるように設計されており、合計15個のレンズとプリズムが9か所で貼り合わされている構造となっています。この構造はその後のM型でコストダウンのために簡略化されていったといわれています。

また、M3は基線長に高いファインダー倍率を組み合わせることで、長い有効基線長を得ており、これがピント精度の高さにつながっています。

シャッター機構は、バルナックライカの横走り布幕を改良したもので、故障が少なく堅牢な作りから、現在でも機械式カメラの一つの模範とされています。シャッタースピードは、ダイヤルと同軸のカムに、高速用と低速用の二つのガバナー(調速機構)の先端が当たる角度によって切り換わる仕組みです。この構造上、目盛りの中間の速度も設定が可能となっています。

ライカ M3の初期型と後期型(マイナーチェンジと見分け方)


M3は長い生産期間のなかで数多くの仕様変更を重ねており、実際には「前期・後期」と単純に二分できないほど多くのバリエーションが存在します。ここでは代表的な変更点をご紹介します。

巻き上げ方式(ダブルストロークとシングルストローク)

まず広く知られているのが巻き上げ方式です。初期型は、フィルムを一コマ巻き上げるのにレバーを二回操作する「ダブルストローク」方式で、後期型は一回で巻き上げが完了する「シングルストローク」へと改良されました。二回巻き上げから一回巻き上げへの移行は、1958年のシリアルNo.919251以降とされ、ちょうどM2が開発・発売された時期にあたります。この変更に伴い巻き上げレバーの全長も約2mm伸びています。

なお、巻き上げ機構そのものにも違いがあるとされ、初期型は内部に太いスプリングを備えた無音に近い「スプリング式」、後期型は戻り時に軽い音のする「ラチェット式」で、後者が現行機まで受け継がれているといわれています。

シャッタースピードダイヤル(倍数系列化)

シャッタースピードダイヤルにも変化があり、初期型は1,2,5,10,25,50,100,250,500,1000と不等間隔であったのに対し、1957年のシリアルNo.854001からは1,2,4,8,15,30,60,125,250,500,1000と等倍の系列(倍数系列)へと整理され、ダイヤル表面も梨地クローム仕上げとなって暗所での視認性が向上しています。

フレームセレクトレバー

初期型から後期型への重要な改良点がブライトフレームを任意に切り替えられるフレームセレクトレバーの増設です。シリアルNo.785801から採用され、装着しているレンズに関係なく好きなフレームを表示できるようになりました。この機構は以降のM型に標準装備されていきます。

圧板やファインダーなど細部の変更

フィルムを平面に保つ圧板(プレッシャープレート)も変更されています。ごく初期は静電気の発生を抑えるためのガラス製でしたが、シリアルNo.844001以降は金属製に変わり、同時にバックプレートのスナップボールやフィルムガイドが廃止されました。このほか、ファインダー接眼部の直径が1962年頃に8.5mmから11.5mmへと大型化していたり、ストラップを取り付けるストラップアイレットが「ドッグイヤー」と呼ばれる下部が長くなった形状から、上下同じ大きさの形状に変更されているなど数多くの改良が加えられています。こうした一つひとつの見分けにこそ、ライカ専門店としての知見が問われます。

ライカ M3のシリアルナンバーと製造年代の見分け方


M3の製造時期を推定する手がかりが、ボディに刻まれたシリアルナンバーです。M3の製造番号は700000から始まり、1954年から1966年にかけて割り当てられました。前述したマイナーチェンジの多くは、切り替わった製造番号がおおよそ判明しているため、番号帯と各部の仕様を照らし合わせることで、その個体がいつ頃の、どの仕様のものかを推定することができます。

シリアルが700000から始まる超初期の個体は、ボディ左上部のトップカバーの端が角ばった形状をした”段付き”のモデルが存在しています。また、正面だけでなく裏側にも段がついているモデルが極少数存在しており非常にレアの個体となっています。レンズマウントの固定ネジは1954年の超初期が4本、1955年以降は12時位置に1本追加された5本仕様になっています。アクセサリーシューのストッパーピンも、シリアルNo.730000以降で直径3mmから2mmに変更されています。なかにはフィルムガイドレールが2本のみの1954年製個体も存在しますが、これは数百台ほどしか作られていないと思われる非常に珍しい仕様です。

このように製造番号は年代・仕様推定の強力な手がかりとなりますが断定できるものではなく、各部の実際の仕様と合わせて総合的に読み解く必要があります。まるかめらでは、製造番号や巻き上げ方式、圧板・ダイヤルなどの仕様を一つずつ確認し、一台ごとに評価しています。

ブラックペイント・オリーブなどの希少モデル


M3の外装は通常、シルバーのクローム仕上げが標準です。これに対し、真鍮ボディに黒塗装を施したブラックペイント仕上げの個体は、総生産約22万台に対しておよそ1%ほどしか作られなかったとされ、中古市場でもあまり見かけない希少品です。ブラックペイントは、使い込むほどにエッジや角の塗装が浮き、剥がれて真鍮の地肌が現れます。

また、軍への納品モデルである、オリーブ塗装を施したM3 Olive(M3オリーブ)も非常に希少です。西ドイツ軍向けに143台が作られたと伝えられており、現在はコレクターの対象となっています。背面カバーの裏側までオリーブに塗られ、上部カバー背面に「Bundeseigentum(連邦政府所有)」の刻印があります。

ライカM3の高価買取で
まるかめらが選ばれる理由


ライカM3の買取でまるかめらが選ばれる理由をご紹介します。

Leica M3

M3を正しく評価する専門査定力

M3は外観が似ていても、巻き上げ方式の違いやシャッターダイヤル、圧板の仕様、フレームセレクトレバーの有無、そしてブラックペイント等の希少モデルなど、評価に関わる要素が数多く存在します。変更点は製造番号ごとに細かく積み重なっており、これらを正しく読み解くには、ライカM型の歴史と仕様変遷に関する深い知識が欠かせません。 まるかめらには、M3をはじめとするクラシックライカの仕様差を熟知した専門バイヤーが在籍しています。中古市場での需要や相場を踏まえ、一台ごとに適正な査定を行います。

M3特有のコンディションに対応した査定力

M3は精巧な機械式カメラであるがゆえに、経年による状態変化に注意が必要なモデルです。当店はライカに注力した専門店であることを強みにM3特有の状態を細部まで見極めたうえで、できる限り高値でのお買取に努めています。

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当店ではカメラを数多くお買取りさせていただいていますが、特にライカに特化した買取・販売をしています。他のお店に買取を検討中であればぜひ一度当店にもお問合せください。


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