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ライカ(Leica)ノクティルックスレンズ
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ライカ ノクティルックス(Noctilux)とは
ノクティルックス(Noctilux)は、ライカが誇る大口径レンズシリーズです。その名は、ラテン語で「夜」を意味する「Noctu」と「光」を意味する「Lux」を組み合わせたもので、「夜の光を捉えるレンズ」という意味を持ちます。f1.4を超える大口径を持つ「ノクティルックス」はライカレンズの中でも特別な位置づけのシリーズです。
ノクティルックスの歴史は1966年に遡ります。初代「ノクティルックスf1.2/50mm」は、一般向けレンズとして世界で初めて非球面レンズを採用したレンズとされています。当時、非球面レンズの製造には手間のかかる工程が必要で、製造本数は1,757本と限られていました。現在の中古市場では高い価値を持つレンズとして知られています。
1976年には第二世代となる「ノクティルックスM f1/50mm」が登場しました。初代のf1.2からさらに明るいf1.0を実現し、非球面レンズを使わず球面レンズのみで構成されているのが特徴です。この第二世代は30年以上にわたって製造されるロングセラーとなり、ノクティルックスの名を超大口径レンズとして広く知らしめました。フードが着脱式から収納式に変更されるなど、製造期間中にいくつかのバリエーションが存在します。
2008年には、f1.0を超えるf0.95という明るさを持つ現行モデル「ノクティルックスM f0.95/50mm ASPH.」が発表されました。最新の光学技術と進化した非球面レンズ加工技術により、f0.95という超大口径でありながら絞り開放でも優れた描写性能を発揮します。5群8枚のレンズ構成には2枚の非球面レンズが採用され、さらにフローティングエレメント(FLE)設計により近接撮影時のピント精度も向上しています。
2021年には、ライカのクラシックシリーズ第3弾として初代ノクティルックスf1.2の復刻版「ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」が登場しました。光学設計はオリジナルに可能な限り近づけながら、現代の製造技術を用いることで、オリジナルの描写を再現しつつ、絞り込めば現代のデジタル撮影に求められる高い解像性能も兼ね備えています。ブラックアルマイト版に加え、シルバークローム版は世界限定100本という希少性も話題となりました。
また、50mm以外にも2017年に75mm、2026年には35mmのノクティルックスがラインナップに追加されています。
ノクティルックスは、絞り開放での非常に浅い被写界深度がもたらす独特のボケ感、立体感、そしてピント面のシャープさとボケ部分の柔らかさが同居する描写性能で知られています。 まるかめらでは、初代f1.2から現行f0.95、そして復刻版f1.2まで、すべてのノクティルックス50mmを専門知識と豊富な経験をもとに正確に査定し、高価買取を実現しています。
ライカ ノクティルックスの歴史(世代の変遷)
初代 Noctilux 50mm f1.2(1966-1975年)
1966年に登場した初代ノクティルックスは、一般向けレンズとして世界で初めて非球面レンズを採用したレンズとされています。4群6枚のレンズ構成に2枚の非球面レンズを組み込み、f1.2という当時としては明るいレンズを実現しました。重量は470g。
製造本数は1,757本と少なく、現在の中古市場では高い希少価値を持つレンズとして取引されています。オリジナルのレンズフードは専用の12503番で、このフードはフード部とフード基部の2パーツに分かれており、間にSERIE VIII(シリーズ8)のフィルターを差し込むことができます。レンズが希少なためこのレンズフードも非常に希少となっています。
描写特性は個性的で、絞り開放では柔らかい描写を見せ、絞り込むとシャープな描写に変化します。円を描くような独特のボケも特徴の一つです。
第二世代 Noctilux 50mm f1.0(1975-2008年)
1975年に登場した第二世代ノクティルックスは、初代のf1.2からさらに明るいf1.0を実現しました。非球面レンズを使用せず球面レンズのみで構成されているのが大きな特徴です。30年以上にわたって製造されたモデルで、製造期間中にいくつかのバリエーションが存在します。
初期の1st(1975-1978年頃)はフィルター径がE58、フードは12519、バヨネット式の着脱型となっています。なかでも2749631〜2750630のファーストバッチは希少価値が非常に高く人気モデルとなっています。その後1stのE58モデルは2919656まで続き、2ndへモデルチェンジしていきます。重量は580gです。
2nd(1978-1982年頃)になるとフィルター径はE60となります。フードは12539でバヨネット式の着脱型。3220708までのモデルです。重量は630gでこの後の3rd、4thも同重量となっています。
3rd(1982-1993年頃)はフィルター径E60でフードが12544、バヨネット式着脱型です。着脱型E60の後期に当たります。このE60前期と後期の見分け方として、前期はフードはめ込みのためのピンが先端に付いており、後期はバネ式のツメが付いているという特徴があります。
4th(1993-2008年)はフィルター径E60、フードが組み込み式になりました。M型デジタル対応の6bitコード付きのモデルも存在します。このフード組み込み式のモデルが生産終了になった際、最後の100本を「Noctilux M50mmf1.0 The last100」としてELIE BLEUというフランスの最高級シガーボックスメーカーが作った専用の防湿庫に収納されて販売されました。(※各バリエーションの切り替わり年は資料によって若干差があります)
初期のE58版は希少性が高く、中古市場でも人気があります。後期の組み込み式フードモデルは実用性が高く、M型ライカとのバランスも良好です。描写特性は初代f1.2とは異なる傾向を持ち、絞り開放でも比較的シャープでコントラストのある描写を見せます。ピント面のシャープさと背景の柔らかなボケが共存する立体感は、このレンズの魅力とされています。
現行版 Noctilux 50mm f0.95 ASPH. 11602/11602(2008年〜)11602
2008年のフォトキナで発表された現行ノクティルックスは、f0.95という世界最高峰の明るさを実現したモデルです。非球面レンズが再び採用され、マイナーチェンジはあったものの第二世代から約32年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。5群8枚のレンズ構成に非球面レンズ、異常部分分散ガラス、フローティングエレメントを採用し、開放付近でも高い描写性能を追求したモデルです。これらの機構により歪曲収差が効果的に抑えられています。フローティングエレメントは、近接域でも描写性能の低下を抑えるための設計で、最短撮影距離は1mです。重量は約700g、長さは約75.1mm、最大径は約73mmです。フードは収納式となっており、実用的な設計となっています。ブラックとシルバーの2モデルが発売されています。
またNoctilux 50mm f0.95 ASPH.には「Edition 0.95」という限定モデルが存在しており、開放f値の「0.95」部分の刻印がホワイトになっており、その他の数値等はダークグレーで刻印されていることが特徴です。こちらは非常に希少なモデルとなっています。
描写特性は、初代f1.2や第二世代f1.0と比べて現代的でシャープな傾向があります。絞り開放f0.95での非常に浅い被写界深度は、強力なボケをもたらし、被写体を背景から分離するような独特で立体感のある描写となります。また絞ることで全体のシャープネスや安定感が増し、ポートレートをはじめ幅広い撮影で魅力を発揮します。
復刻版 Noctilux 50mm f1.2 ASPH.(2021年〜)
2021年に発売された復刻版ノクティルックスは、ライカのクラシックシリーズ第3弾として登場しました。オリジナルの初代ノクティルックスf1.2の光学設計を踏襲しつつ、現代の製造技術を用いることで、オリジナルの描写を再現しています。レンズ構成はオリジナルと同じ4群6枚で、2枚の非球面レンズを含みます。フィルター径はE49。フードは初代を再現したねじ込み式の着脱型になっています。オリジナルのSERIE VIIIフィルターではなく、49mmフィルターねじが採用されているため、一般的なフィルターが使用できます。そのため、復刻版のレンズフードは初代には付かず、初代のレンズフードも復刻版には付かない仕様になります。サイズはノクティルックスシリーズの中ではコンパクトで、重量約405g。ノクティルックスの中でもっとも軽量コンパクトな初代の設計思想も受け継いでいる形となっています。ブラックアルマイト版に加え、シルバークローム版は世界限定100本という希少性も話題を呼びました。また、特別バージョンとしてグロッシーブラックのモデルも存在しています。こちらは同じグロッシーブラック仕上げのライカM11と合わせることを想定されており、美しい光沢感のあるブラックペイントで仕上げられています。
描写特性は、絞り開放f1.2では初代を彷彿とさせる柔らかく幻想的な描写で、独特な円形のボケも再現されています。絞っていくと現代的なシャープさが見られ、高い解像性能を発揮します。
復刻版ノクティルックスf1.2は、開放ではクラシック感のある柔らかい描写、絞り込むと現代的なシャープさという二面性を持ちます。初代の個性を残しつつ、実用性も確保したバランスの良いモデルです。
Noctilux 75mm f1.25 ASPH.(2017年〜) 11676
2017年に発表されたノクティルックス75mm f1.25 ASPH.は、ノクティルックスシリーズで初めて50mm以外の焦点距離を持つレンズです。中望遠の75mmでf1.25という明るさを実現し、ポートレート撮影等に適したモデルになっています。
6群9枚のレンズ構成に2枚の非球面レンズを含み、フローティングエレメント(FLE)設計により全撮影距離で高い性能を発揮します。最短焦点距離は0.85mmでこの明るさのレンズには珍しい近接性能となっています。重量約1055g、全長91/102mm(フード収納時/展開時)と大柄ですが、75mmという焦点距離がもたらす圧縮効果と浅い被写界深度は、50mmとは異なる表現を可能にします。
Mボディでは 75mm 用のブライトフレームが表示されるため、外付けビューファインダーは必須ではありません。一方で、最大開放f1.25の極めて浅い被写界深度を正確に使いこなすには、ライブビューや Visoflex のような電子ビューファインダーが有効です。
描写面では、開放から高い描写性能と独特で滑らかなボケを両立する点が大きな特徴です。75mm、f1.25という仕様は、被写体を強く際立たせるポートレート表現を求めるユーザーにとって魅力の大きい一本です。
Noctilux 35mm f1.2 ASPH.(2026年〜)11635
2026年に登場した Noctilux-M 35mm f/1.2 ASPH. は、ノクティルックスシリーズに新たに加わった35mmの大口径レンズです。ライカ公式では、これまで50mmと75mmが中心だったノクティルックスの描写を、より汎用性の高い35mmで実現したモデルとして位置づけています。
レンズ構成は5群10枚、3面の非球面レンズを採用しています。最短撮影距離は0.5m、フィルター径はE49、フードは組み込み式です。サイズは長さ約50.2mm、最大径約64.6mm、重量約416gと、ノクティルックスとしてはかなりコンパクトにまとめられており、M型ライカとの組み合わせでも取り回しやすい仕様になっています。描写面では、ノクティルックスらしい浅い被写界深度と大きなボケを持ちながら、35mmらしい自然な遠近感を活かせるのが大きな特徴です。
ライカ ノクティルックスシリーズの買取相場一覧
まるかめらでは中古市場で高い人気を誇るライカノクティルックスの各モデルを高価買取しています。ライカ特化のカメラ・レンズ専門店だからこそ相場価格からさらに高額買取が可能です。
ここに記載仕切れなかったレンズも必ず高額買取いたしますのでぜひ一度お問い合わせください。
ライカレンズ買取相場価格
| モデル名 | 買取相場価格 | 弊社買取実績&目安価格 |
|---|---|---|
| Noctilux M50mm F1.2 非球面 | – | ask |
| Noctilux M50mm f1.0 E58 First Batch | 950,000円 | 1,100,000円 |
| Noctilux M50mm f1.0 E58 | 850,000円 | 900,000円 |
| Noctilux M50mm f1.0 E60 前期 | 530,000円 | 590,000円 |
| Noctilux M50mm f1.0 E60 後期 | 520,000円 | 580,000円 |
| Noctilux M50mm f1.0 4th フード組み込み | 480,000円 | 540,000円 |
| Noctilux M50mm f1.0 4th フード組み込み 6bit | 500,000円 | 550,000円 |
| Noctilux M50mm f1.2 ASPH.11686 Black | 530,000円 | 580,000円 |
| Noctilux M50mm f1.2 ASPH.11702 Silver Chrome | 3,000,000円 | ask |
| Noctilux M50mm f1.2 ASPH.Glossy Black グロッシーブラック | 900,000円 | 950,000円 |
| Noctilux M50mm f0.95 ASPH.Black 11602 | 850,000円 | 900,000円 |
| Noctilux M50mm f0.95 ASPH.Silver 11667 | 900,000円 | 1,000,000円 |
| Noctilux M50mm f0.95 ASPH.Edition 0.95 | 1,400,000円 | ask |
| Noctilux M50mm f0.95 ASPH. Titan 11612 | – | ask |
| Noctilux M75mm f1.25 ASPH. 11676 | 1,000,000円 | 1,100,000円 |
| Noctilux M35mm f1.2 ASPH. 11635 | 1,250,000円 | ask |
ノクティルックス買取で
まるかめらが選ばれる理由
ノクティルックスの買取でまるかめらが選ばれる理由をご紹介します。

専門知識に基づく正確な査定
ノクティルックスは世代や同世代内でも製造時期によって細かな仕様変更があり、それらと個体の状態とが市場価格に影響します。まるかめらではノクティルックスに精通した専門バイヤーが専門的な知識に基づき、一般的な買取店では見落とされがちな価値のポイントも正確に評価し、適正な査定額を提示します。
市場動向を反映した買取
ノクティルックスは国内外の中古市場で常に高い需要があります。まるかめらでは国内市場だけでなく、グローバルな相場動向も把握しています。国内外での相場変動等、様々な要因を考慮した上で最新の適正価格を提示します。
状態が悪くても買取可能
他店で断られたノクティルックスでも、まるかめらでは買取可能な場合があります。ノクティルックスは希少性が高く、多少の経年劣化があっても中古市場では需要があります。また、付属品が欠品していても問題ありません。ぜひ一度ご相談ください。
ライカ ノクティルックスシリーズ高価買取実績
まるかめらで実際にお買取させていただいた過去のライカノクティルックスシリーズの買取実績の一部をご紹介します。
常に相場は変動しておりますので是非一度お問い合わせください。

Leica
Noctilux M50mm f1.0 E58 First Batch
買取金額 ¥1,100,000–

Leica
Noctilux M50mm f1.0 E60 3rd 後期
買取金額 ¥580,000–

Leica
Noctilux M50mm f1.0 4th フード組み込み
買取金額 ¥540,000–

Leica
Noctilux M50mm f1.2 ASPH.11686
買取金額 ¥580,000–

Leica
Noctilux M50mm f1.2 ASPH.Glossy Black グロッシーブラック
買取金額 ¥980,000–
まるかめらは全国対応の豊富な買取方法
お客様のご都合に合わせてお選びいただける買取方法をご用意しています。
お品物を送って連絡を待つだけの宅配買取、ベテランの買取専門スタッフがご自宅に伺う出張買取、実店舗にお持込みいただく店頭買取と、お客様のご都合にあわせてお選びいただけます。

店頭買取
お品物をお持ち込み頂き査定。
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カメラ・レンズ買取の専門店「まるかめら」は、ライカ(Leica)に特化したカメラ・レンズ買取店です。ライカMシリーズ、Qシリーズ、SLシリーズをはじめとするライカカメラ本体の買取はもちろん、ズミクロン(Summicron)やアポズミクロン(APO Summicron)、ズミルックス(Summilux)、エルマー(Elmar)、エルマリート(Elmarit)、ノクティルックス(Noctilux)などのライカレンズも知識・経験豊富なバイヤーが丁寧な査定で高額買取させていただきます。また、ライカ以外にもソニー(SONY)、ニコン(Nikon)、キャノン(Canon)、フジフィルム(fujifilm)、リコー(Ricoh)などの人気カメラメーカーの買取実績も多数あり、幅広いメーカーのカメラ・レンズを高価買取させていただきます。買取方法は、出張買取・宅配買取・店舗買取の3種類からお選びいただけます。手数料や査定料など全て無料でご利用いただけます。まるかめらは東京の表参道、原宿に実店舗を構えておりますので、お近くの方はぜひお持ち込みください。





